パスポートの取り方

海外旅行するためにはパスポートは必要不可欠。身分証明としても活用できるパスポートの取り方についてトピックを追いながらおさらいしてみましょう。

まずパスポートの種類はどのようなものがあるのでしょうか?

基本的には期間によって金額帯が変わります。

5年間有効のもの11,000円
※2006年3月20日よりICチップ内蔵のパスポートになることに伴い11000円になりました。
10年間有効のもの(20歳未満は取得不可)16,000円
※2006年3月20日よりICチップ内蔵のパスポートになることに伴い16000円になりました。

パスポートはどこで申請することできるのでしょうか?

パスポートの申請については、自身が住民票を登録している都道府県の旅券課で行うことができます。パスポートの申請窓口は、県庁の本庁内に設置されている場合が多いです。ほとんどの都道府県では、それ以外にも申請窓口を設けている場合があります。詳細については、各都道府県旅券担当窓口一覧をご確認ください。

住民票を登録している都道府県以外でも申請はできるのでしょうか?

今住んでいる場所(居住地・居所)に住民登録が無くても申請することが可能です。
例えば、学生や長期出張者(いわゆる単身赴任等)の方で、パスポートを発行したいが、住民票のある所に帰る時間が取れない!という人は居所でのパスポート申請ができます。

居所申請の条件

 

  1. 一時帰国者(提示資料例:Visa、再入国許可のあるパスポート等)
  2. 学生及び生徒(学生証、在学証明書などを提示)
  3. 6ヶ月以上の長期出張者及び単身赴任者(居所の記載のある会社の身分証明書などを提示)
必要とされる書類

 

  1. 居所申請申込書
  2. 居所証明書
  3. 一時帰国者居所申請申出書

※詳細は、専門窓口で確認されることをお薦めします。

申請時に必要な資料や情報など

 

  1. 一般旅券発給申請書 1通(各都道府県旅券課・各市区町村役場または旅行会社にて入手可能です。)
  2. 戸籍抄(謄)本 1通(6カ月以内に発行のもの)(※1)
  3. 身元確認の書類【コピーは不可】(運転免許証や保険証、有効期限内のパスポートなどが必要です。)
  4. 写真1枚(たて4.5cm*よこ3.5cm。6カ月以内に撮影した物、無帽正面上半身)
  5. 居所申請の人は、住民票の写し(申請日前6か月以内に発行されたもの、1通)も必要

※1 同一戸籍内にある2人以上が同時に旅券申請する場合は、戸籍謄本は1通で申請することができます。

申請時に必要な資料や情報などの参考サイトは下記をご覧下さい。

申請人が未成年者等の場合の注意点
申請人が未成年者等の場合は、パスポートの申請書裏面の法定代理人署名欄に署名を入れなくてはいけません。
  1. 法定代理人が遠隔地に住んでいる等署名が困難な場合には同意書を添付しなくてはなりません。(同意書は各旅券窓口に用意)
  2. 親権者と子どもの姓が異なると親権者の戸籍が必要になることがあります。
  3. 15歳未満で本人の身元を確認する書類がない場合、法定代理人(親権者等)の身元確認の書類の提出があれば本人の身元確認書類は省略できます。

※未成年者の申請は成人者よりも手間が少々かかってしまいます。しかしながら、それだけ海外旅行、つまり他国に滞在するということは大変信頼が伴わないと行えないということでしょう。一つ一つ申請を行っていきましょう。

パスポートが発行されるまでにかかる期間はどれぐらいかかりますか?

パスポートの申請から受領までは、申請した日から数えて土・日・祝日等休日、および年末年始を除いた6日目以降となります。概ね1週間から10日が一つ目安にしてください。

申請からしばらくすると、申請時に提出したはがきに交付日が記載されて送られてきます。パスポートを発行する際には、期間に余裕を持って早めに発行しておくことがお薦めです。出国当日に準備が出来ていなければ、もちろん出国することはできません。計画的に申請してください。

受領時に必要なもの

  1. 受領書(申請時に渡される)
  2. 手数料

※現在は申請時も受取時も「ハガキ」は必要ありません

パスポートの申請に必要な手数料は下記になります。

  • 5年用は11,000円(9,000円分は収入印紙・2,000円分は都道府県証紙で納入)
  • 10年用は16,000円(14,000円分は収入印紙・2,000円分は都道府県証紙で納入)

※収入印紙などは発行場所で購入が可能となっています。

年齢が12歳未満の子供は6,000円(4,000円分は収入印紙・2,000円は都道府県の証紙で納入)収入印紙・都道府県証紙については、申請窓口付近で販売されてます。パスポートの申請に行ったときにその点も確認しておくと準備万全です。

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